ボクシングのこと

2002年12月21日
昨日は世界タイトルマッチが二つありました。徳山氏は判定で見事防衛を果たしましたが、星野氏は残念ながら判定でチャンピオンからタイトルを奪うことに失敗しました。
この日記で取り上げるのは星野氏についてです。判定により2点差で敗れたわけですが、この時実況が「チャンピオンのパンチは見栄えがするがダメージは星野の方が与えてる」「採点がアマチュア化してきてる」みたいなことを言ってました。これを聞いたとき「この実況は何を訳の分からんことを言ってるんだ。そんな負け惜しみみたいなこと言っても結果が変わる訳無いのに」と思いました。私はボクシングに関してはズブの素人なんで詳しいことはよく分かりません。私の目からは後半のラウンドこそ挑戦者のほうがいい動きをしていたように見えましたが、全体を通すとやはりチャンピオンの方が良かったように見えました。機械的に(ダメージで)判断すれば実況が言うように挑戦者の方が良い内容だったのかもしれません。しかしながら、判定をするのはあくまでも人間であって機械ではありません。見栄えのするボクシングが採点者に好まれる(勝ちにつながる)のならそういうスタイルを取るべきです。私はタイトルマッチという究極レベルの闘いにおける相手との実力差はごくわずかなもので、勝敗を分けるのはあるのは見せ方の差だと思います(重量級のように一撃必殺があるなら別ですが)判定までもつれ込む以上、実力の差は紙一重です。挑戦者には上手さが足りない分損をした(負けた)のだとと思います。年齢的にも最後の挑戦と言われてましたが、私としては上手さを磨いてもう一度リングに立ちチャンピオンに返り咲いて欲しいと思います。

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